sideX10
拾八
宇宙空間で壮絶な撃ち合いが始まった。辺境警備隊は主に艦砲を主として戦っている。どうやら艦載機は出す気はないらしい。こちらとしては好都合だ。
俺達はできるだけ奴らの船ぎりぎりを飛び回り、煽りまくっている。雨あられと放たれるビームは全て外している。こんなところで死人は出したくない。ノイエジールの浜崎達も同様だ。有線クローから放たれる数条のビームは艦隊の間ぎりぎりを通過している。その煽りのせいで艦隊は簡単に隊列を乱した。艦隊のビーム砲も当たるには当たっているが、元々こちらの機体には「Iフィールド」と呼ばれる耐ビームシールドが標準装備されているので、奴らの攻撃は片端から弾れるのみである。
「こちら里中。どうだ!通れるか!?」
通信相手はナデシコのクルーだ。中央突破をするのに俺達は艦隊の中央に穴を作ろうとしていたのだが、
『これなら行けます!奴らの動きを封じてください!』
「OK!なら行くぞ!!」
俺は急反転し艦隊から距離をとった。そして、ミサイルポッドを準備する。照準を艦隊に合わせて、
「1〜20番、ミサイル発射!!」
発射スイッチを連続で入れた。
ドドドドドド……!!
デンドロビウム上方のポッドが開き、ミサイルが放たれる!
「ミサイルです!!」
「回避運動とれ!!ダミーを射出しろ!」
しかし、
「だめです!間に合いません!!」
「……総員衝撃に備えろ!」
そう叫ぶと同時に衝撃が艦隊を襲った。里中の放ったミサイルが直撃したのだ。ほとんどの艦が浜崎達に撹乱されて回避運動もままならなかった。
衝撃が収まって数秒後、艦長は身を起こした。
「くっ……現状を報告しろ!!」
クルーも身を起こして計器のチェックにかかる。
「外部に損傷は発生していません!」
「何?……あやつ、こけおどしを!あのでかいのに一斉射撃だ!!」
「はっ!!」
だが、直後に困惑の声が返ってきた。
「た、大変です。砲台が、砲台が動きません!!」
「な、何だと!?」
窓越しに砲台を見る艦長。砲台が動こうと身をよじっているが、それ以上は動かない。
「これは、一体……」
「敵艦、中央を突破します!」
「くはははは……!いや〜笑える。笑える。」
中央突破を果たしたナデシコは一路メルキオに進路をとった。
実は俺が連中に向かって発射したのは、宇宙船外壁補修用の速乾性セメントだったのだ。いつもはジェル状をしてるが、いったん何かに張り付くとセメント並みに硬化するシロモノだ。
『お前、えげつない真似するな……』
倉田が呆れて言ってきた。
「そう言うな。いっぺんやってみたかったんだよ」
『おい、話してる暇もないぞ。さっそく連中のお出ましだ』
浜崎が連絡を入れてくる。確かに目の前にはメルキオが見えてきた。そして、その前には数十隻からなる艦隊が待ち構えていたのだ。
「バート!生きているか!?」
『あのな、勝手に殺さないでくれ……』
「いよいよ出番だぞ。今すぐ刑務所にドッキングしろ!」
『うぇ!?お前ら、その艦隊はどうする気だ!?』
「考えがある。早くしろ!」
『あ、あぁ!』
「倉田、浜崎!アレを使う!ナデシコに帰還だ!!」
『おし、分かった』
『お、いよいよアレを使うか』
俺達は再び亜空間ゲートを通過し、ナデシコの中へと戻った。
「!? ニル・ヴァーナが係留地点から強制離脱した!」
アイリスとサリナ、マリーはお互いに頷く。サリナは素早く笛を吹いた。同時にアイリスはビームシールド発生装置をハッキング、解除する。そして、非常警報システムにアクセスし、メインコントロールルーム、及び、警備員の詰め所を隔壁で遮断してしまった。
その作業が終わる頃にはナデシコクルーが監房から飛び出して、音もなく、外にいた警備員に襲い掛かっていた。
一連の行動はサリナの笛によって全体に伝えられている。むろんマグノたちの監房にも一人ナデシコクルーがいた。作戦は、ビームシールド解除と同時に舘内を制圧。速やかにドッキングポートに集合という簡単なものだ。詳細はクルーたち個人の判断に任せている。
そして、クルー達は武器も持たず数人単位で所内を疾走し、目の前に警備員を見つけると、
「お、お前たちどうやって!?」
誰何する警備に、数人は弓を引くように手を動かす。すると、手の間に青白い光がまるで矢のように収束した。
『ライトニングアロー!!』
声が唱和し、矢は放たれ警備を襲った。
『きゃぁぁぁぁぁ!!?』
矢を受けた警備はまるで強烈な電気ショックを受けたかのようにその場に昏倒する。そして、また所内を走る。
それがそこかしこで行われた。武器を回収し、ニル・ヴァーナクルーに渡す者。ドッキングポートへの道を確保しようとするもの。
最初にいた受刑者達は何が起こったのかいまだにつかめていない様子で、監房内で呆然としている。
そんな連中は歯牙にもかけず、サリナ達はドッキングポートへと急ぐ。そして、今頃になって警報が鳴り響いた!
「ニル・ヴァーナのクルーを急いでドッキングポートへ!!ポートの占拠を急いで!!」
数人のクルーが頷くと、ポートへと走り去る。
ダダダダダ……!
いきなり、銃弾が飛んできた。見上げれば、上の階から撃ち降ろしてくる警備が数人。
「ファイヤー・ボール!!」
ドゴォォォォン!!
『きゃぁぁぁぁ……!!?』
そいつらの真上に火炎球を撃ち込むと、あたし達もポートへと走った。
「この、無鉄砲にもほどがあるんじゃないか!?」
走りながらガスコーニュがぼやいた。
「やれやれ、想像を超えてくれるね。いつも」
さすがに走れないマグノは、同じ監房にいたナデシコクルーにおぶられている。むろんそんなことで速力が落ちるような柔な奴ではない。
「しかし、いきなり刑務所を占拠しようとは……!後先の事を考えているとは思えん」
「ま、海賊らしいと言ったらそれまでだけどね」
静かにマグノがぼやいた。
ドッキングポートに着いたとき、すでにニル・ヴァーナへとチューブが繋がっていた。ぞくぞくとクルーたちが乗り込んでいく。その周りでは、ナデシコクルーたちが、キャットウォークや他の入り口から出てきた警備員に向かって攻撃をしていた。入り口は氷付けにするなど、なるべく被害が出ないようにしているのだが、ニル・ヴァーナのクルーは150人いるのだ。収容にはかなり時間がかかる。
そのうち、ニル・ヴァーナのクルーに続いてナデシコクルーも集まってきた。一応の点呼をかけると、ほぼ全員がそろっている。さすがと言うしかない。
「いったん全員ニル・ヴァーナへ!宙域離脱後シャトルを出すわ!」
「「ラジャー!!」」
全員が唱和し、数人づつ中へと入っていく。やがて、全員がニル・ヴァーナに乗り込みしんがりを勤めるあたしも乗り込んだと同時に振り向きざまに、
「ハリケーン!!」
そのとたん、ドッキングポートに強烈な風が巻き起こった!文字通りのハリケーンである。警備達が風にあおられて身動きが取れなくなる。その内にバートはドッキングを解き、急速離脱を図った。
ブリッジクルーが配置に戻り、ブザムが叫んだ。
「全艦戦闘配備!!バート、進路設定3−7−4!」
『了解ッス!』
ニル・ヴァーナは滑るように刑務所を後にする。
「艦内ナデシコクルーに伝達。緊急時の戦闘のため、総員ヴァンガード搭乗準備!」
ブザム達と共にブリッジへ飛び込んできたサリナは、オペレータ席から艦内のナデシコクルーに伝達した。
「ニル・ヴァーナ前方にメルキオ艦隊を確認!……えっ!?」
「どうした!」
ヴェルベデールが困惑の表情で報告する。
「はい、おかしいんです。メルキオ艦隊に動きが見られません」
「何?我々が脱出したのを知ってか?」
「そのはずです。」
『……あぁ、あれだ』
サリナとアイリスの声がハモった。
「何だい?」
マグノの問いにサリナは、
「ナデシコには強力なECM、つまり電波撹乱装置が搭載されているんです。たぶん、足止めに使ったんでしょうね」
「電波撹乱装置?……それじゃ、この船も巻き込まれるはずでは?」
『……それがそうでもないんだなぁ』
モニターにいきなり通信が入り、俺は顔を出した。
「あんたかい。……それで、これはどういうことだい?」
『あぁ、放射範囲を局地的にしているからだが、今は脱出が先だ。このECM結構精神力使うんだわ。進路2−4−7から脱出してくれ。外すなよ!引っかかるからな』
「よし、いいだろう。BC!」
「はい!バート、聞いたとおりだ!」
『了解!』
バートは進路を変更すると、一直線に離脱を開始した。
「あんた達はどうする気だい?」
『ご心配なく。離脱を確認したらそっちにワープするよ』
拾九
メルキオ、タナトス星系から離れること一週間。メジェール、タラークにあと少しというところまでやってきた。しかし、思いもかけないことが起こった。
「全艦戦闘配備!!ドレッドチーム出撃!」
ニル・ヴァーナ艦内は騒然となる。同じくナデシコ艦内も、
「全艦第一種戦闘態勢!!各パイロット出撃準備!なお、今回の戦闘に関してはレベルAまでの兵器の使用を許可する!」
レベルA、ナデシコ内ではニュータイプ兵器の事を指している。彼らで言うなら、「量産型キュベレイ」や「量産型サイコガンダム」も含まれる。……まぁ、どっちにしても量産型しか使わないのがうちのクルーの癖みたいだし。
でだ。今回の相手は、例の母艦だった。ボトル形をした巨大母艦である。
前回彼女らは惑星を最終兵器として勝利した。前も俺たちがグラビティブラストをぶっ放すことで勝利した。しかし、それぞれにおいて、不意打ちという形で勝利したに過ぎない。俺たちがぶっ放すにしてもかなりチャージに時間を取られたのだ。ワープ中ということもあり、エネルギーをまわす余裕がなかったのだ。おかげで10分などというラグを生んでしまった。
今回は正面である。もし、奴が主砲を撃ってきたとしたらまず僚艦とも轟沈して終わりだろう。正面に回らないように言ってはあるが、こっちも気を抜けばやられる。
しかも、今回の相手はかなりシビアであった。
「何っ!?あれ……」
「馬鹿な!?」
「まさか……ナデシコC!?」
そう、連中はナデシコをもコピーしてしまったのである。
艦載機もコピーを極めた。ヴァンドレッド・ディータから始まり、メイア、ジュラ、鳥形、エイ型、ウニ、ジムまで。
『さぁて、どうするよ。』
ニル・ヴァーナにため息混じりに通信した俺。
「どうもこうもないだろうね。皆、覚悟はできてるね!」
ブリッジに緊張が走る。ブリッジだけではない。艦全体に緊張が走った。
『攻撃開始!!』
マグノの声、そして、俺の声が唱和した。
ドレッドチームが先行して飛び出し、量産型キュベレイを主戦力とした俺達も前へと出て行く。
『アタックフォーメーション、イプシロン―2!Aチーム、Bチームは両翼に展開!!』
『『ラジャー!!』』
通信機からメイアの指令が飛び、それに緊張した面々の返答が続く。
「……気張りすぎるなよ。
よぉし!キュベレイ隊に告ぐ!!フォーメーション、ベータ―3!
ラゼス隊、キルシェ隊は偽連中の掃討に当たれ!残りは中央だ!!」
『『了解!!』』
ニル・ヴァーナのホーミングレーザー、ナデシコの艦砲射撃に援護され、敵機を撃破しながら母艦を目指す俺達。
しかし、有利に展開していたかに見えた戦闘が後方に待機していた偽ニル・ヴァーナの参戦により逆転されたのだ。
偽ニル・ヴァーナは突如変形を始め、巨大なゴーレムに変形。その全身から赤いビーム砲を縦横無尽に放ったのである。さすがに予想できなかったその攻撃により、ドレッドをはじめ、俺達の隊も少なからずダメージを被った。その隙を突いて偽ヴァンドレッド・メイアが急襲離脱戦法で止めを刺しつつ飛び回る。
今、ドレッドの一機が偽ヴァンドレッド・メイアの急襲を受けようとしていた。赤いビームによって推進力を失ったドレッドに容赦なくビームバルカンを浴びせ掛ける。
「きゃぁぁぁ!!」
死を覚悟したパイロットだが、高速で割り込んできた機体がそのバルカンの掃射をその手に持ったビームシールドで防ぎきった。
エステバリスをBモードに換装した倉田だった。
「大丈夫か!?」
『え、あ、はいっ!』
「この!待てぇ!!」
高速離脱する偽ヴァンドレッド・メイアにこちらも高速で追いすがる倉田。その内にデリバリー機がやってきて機体を回収していく。
今回、デリバリー機は3機用意している。ガスコさんの操縦する物。そして、ナデシコのDJが操縦するもの。もう一人はパイロットから選び出した、逃げるのがうまい奴の物だ。
思ったとおり、ドレッドの被害がいつも以上に多い。ナデシコの自動修理装置を使ってもやっと追い付いている感じだ。
加えて、偽ニル・ヴァーナ。ヒビキ達が合体して果敢に挑んで行くものの、その赤いビームによって強制分離させられる始末。
俺達も幾度となく向かっていくが、その弾幕に唇を噛むだけであった。
「くそっ、かなり手ごわいぜ。こいつは」
『どうする?いったん引いて体勢立て直すか!?』
浜崎から通信が来た。ニル・ヴァーナのパイロット達の動きが妙に緩慢になりつつある現状では、引いたほうが得策かもしれない。
「しかたねぇか全機……!」
一旦帰還と言いかけたその時、視界に驚くべきものが入ってきた。
なんと、バーネットの操るドレッドがゴーレムに捕まっているではないか!
このときバーネットはジュラを攻撃されたことにカッとなり、強行突入を仕掛けたのであった。メイア達のドレッドが救出しようと
波状攻撃をしかけるもガンとして離そうとしない。
そして、バーネット機の装甲が限界に達しようとしたその時、ゴーレムの顔めがけてレーザーを放ちつつ体当たりをしてくる機体が見えた。
「なっ!?……あれは!!」
それはデリバリー機体であった。どうやらガスコーニュの操る機体らしい。何をやっている!?
『悪いね。黒子にしては出すぎた真似だったね』
余裕の表情で言う彼女だが、その額からは血が流れている。
通信はどうやらバーネットに対してのものらしい。
『ガスコさん!?』
『ガスコじゃないの、ガスコーニュ!ったく……!!』
その時、ゴーレムが腕を振り上げ、デリバリーを刺し貫いたのである。
『ガスコさん!!』
叫ぶバーネット、しかし、デリバリー機はブーストを全開にして敵母艦に突っ込んでいった。
自殺する気か!!?
俺は瞬間的に僚機の位置を確認する。そして、一番高速機に乗っていて一番近く似たのはZに乗っていたアイリスである。
「アイリス!!」
『怒鳴らなくても聞こえるって!判ってるわ!!』
アイリスはブーストを全開にし、キューブに目もくれずにデリバリーを目指した。
「間に合え!」
ギリギリの勝負だった。デリバリーが突入するのが早いか、Zが追いつくのが早いか。
その賭けにアイリスは勝った。デリバリーが突入する寸前に追いついたのである。Zを併走させ、アイリスはデリバリー内部にテレポート。傷だらけで前方をにらむガスコーニュの肩を掴んだ。
その一瞬後に、デリバリーは敵母艦に激突し、爆発を起こした!
誰もが信じられなかった。
果たしてアイリスは間に合ったのか?ガスコーニュは無事なのか。
ドォーーーン!!
敵母艦の装甲を派手にぶち抜いてアイリスのZが飛び出してきた。ボロボロになりながらナデシコに帰還していく。
「……なんだ?あいつ」
ガスコーニュは助け出したのか?失敗したのか?
『全機!!一時帰還せよ!!』
ブザムが全回線で叫んだ。その表情は痛々しい。
ニル・ヴァーナとナデシコ、二隻が宇宙空間を疾走する。その後ろからは母艦がどてっぱらに風穴を開けたまま追走してきていた。
俺達は帰還後、アイリス機に走った。
「おい!ガスコさんは!?」
しかし、彼女は何も語らずうつむいたまま俺達の前を後にする。
「おい……!」
「よせっ!」
浜崎がなおも詰め寄ろうとするが、それを俺は制した。
「…………くそっ!」
その浜崎も一言吐き捨てるとどこかへ行ってしまった。
重苦しい空気が場を包み込む。
「まだ、戦いは終わってない。策を考えよう」
俺はそう言ってブリッジへと足を運んだ。
ニル・ヴァーナの中では、クルーたちのガスコーニュを失った悲しみが満ちていた。
しかし、直前までやっていたカードの時残したままになっていたアラームが、ヒビキの心をまるで無駄と言っているように鳴り響き、そして、ヒビキはある策を思いついたのである。
「強行突入するって!?」
ナデシコのブリッジにはミーティングルームでの会議が生中継されていた。そこでヒビキが考え、提案した案は、ミスティが乗り込んだときに持っていたカプセルに仕掛けられた、ウィルスを使おうというものであった。
しかもそれを仕掛けるには母艦の最深部まで行かないといけないというものである。そんなことをすればどうなるかは火を見るよりも明らかだ。しかし、他に打開策はないし、パルフェがバーネットに託した新兵器もあり、その策は実行されることとなったのである。
むろん、こちらとしてはここまで来た以上最後まで付き合うつもりだし、すでに機体の整備は終わっている。
――やるか。
全員の意見が固まった。アイリス、浜崎もコレが最後と決意を新たにしている。
そして、俺達のバックアップ、パルフェの新兵器、なによりヒビキたちの生きる事への望みが彼らを敵の中へと誘い、ウィルスを仕掛けることに成功。ガスコーニュと共に爆発したはずの偽ニル・ヴァーナが彼らを追い、追おうとする俺達を掠めて重傷を負ったはずのジュラが突入していった。
そして、ペークシスは5度目の奇跡を我々の前に見せたのであった。
凱旋したスーパーヴァンドレッドを回収し、機能停止した母艦を後に俺達は彼らの故郷へと向かう。
アイリスは何かを思い残すようにいつまでも母艦を見つめ続けていたが、結局その真意を語ってはくれなかった。
ニル・ヴァーナがそのたびを終える日は近い。
それがどんなに絶望に満たされていたとしても、彼女達は先に進む事をやめはしないだろう。
彼らの意思は一つ。
『故郷を守る』
―To be continued―
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あとがき
はい、飽きもせずに10作目へと突入したヴァンドレッドsideXです。
こうなりゃ激戦の最後まで付き合ったろうじゃねえか! という感情がひしひしと起こりつつある作者でした。
ついでに後日談にも触れてやろうかと思ったりなんかもしてます。(笑)
ま、そんなわけでこれで3隻母艦を沈めてしまいましたが、やはりここは6隻あったことにしておこうかと思ったりなんかする愚者でありまして、……。
とにかく、アイリスだけの本編パロディも絶好調にお送りしているP!ですが、いよいよ6月4日からsecond stageがアニマックスで放映!!
見ます!!テープに録ります!!見まくります!!(死)一作目も13話全部ビデオに録った(3倍)私でした。(爆)
てなわけで、アイリス編がsecondに入るあたりではアニメのシチュエーションで書けるかも知れません。楽しみです。
でわ、これにて。
2002/05/22