たまには座談会!

 

 サリナ(以下サ)「つ〜わけで、しょうもないことをまたやろうとしてるパパがいますが」

アイリス(以下ア)「滞ってるから場しのぎって感じでやってない?」

 マリー(以下マ)「まぁまぁ、都合というものがあるんですから」

サ「にしても↑のタイトルは何!?“たまには”?最初の書いたのいつだと思ってんの?」

ア「怒らないで、怖いから」

 サ「はぁ……小説家人生まっくらね」

 マ「サリナさんに言われちゃおしまいですよ。本当に」

 ア「さっきから頭の中から、ふざけんなって聞こえてくるのは幻聴?」

 サ「はふぅ・・・・・。(-.-)旦~~」

 

 

  1・小説の経過

 

 サ「最近は受験に身が入らなくて困ってるそうです」

 ア「受験……ってなに?」

 マ「試験ですよ。経験はおありにならないんですか?」

 サ「無い。」

 サ・マ「・・・・・・」

 サ「多分落ちるわね」

 ア「落ちるね」

 マ「て、テーマは“小説の経過”ですよ。その辺の話を・・・」

 サ「友達にHP見つかったそうね。」

 ア「あ〜、見られたくないとか言ってひた隠しにしてて、シン、私のいとしの人に見つかったのね。」

 サ「はいそうですか(なげやり)」

 マ「あの〜、“小説の経過”の話を、できれば・・・」

 ア「各回に必ずといっていいほど戦闘が出てくるわ」

 サ「戦うぶんにはいいけど、もう少しストーリーのほうをキチっとねぇ……」

 マ「世界の外で泣きますよ・・・。」

 

 

  2・キャラクターの装備について

 

 ア「シンがやたら注文をつけてきて、困ってるみたいね。」

 サ「そうそう。メールのコピーがあるから、ちょっと読むわね。」

 

『武器はヘッケラー&コッホG41にスコープとM203PI(銃身の下に装着されている)を積んだのがよい。

 G41性能説明:口径5.56ミリ、重量4.1キロ、全長0.997メートル。有効射程400メートル給弾30発、セミ・フル・3点バースト切り替えが可能。

 M203PI性能説明:タイプ単発式、グレネード口径40ミリ、重量1.63キロ。有効射程400メートル、弾薬バリエーション:高性能爆薬弾、対装甲弾、対人弾、バックショット(注釈:グレネードは数十メートル飛ばないと信管が作動しない。つまり爆発しない)

 

 サイドアームはククリナイフ以外はいらん。邪魔なだけだ。弾倉は十本つまり290発←1本につき29発しか装填しない。グレネードは20ばかりかな。ゲームでよく出てくるタクティカルベストは着ない。無論、迷彩は状況によって変える。

 ちなみにククリナイフってのはブーメランみたいな形のナイフで殺傷能力は半端じゃない、木を切るなどの作業にも向いている。

 

 さらにナイフによる殺し方も教えよう……』

 

 ア「待て待て待てぇぇ!!」

 マ「殺し方まで書いてきたんですか!?」

 サ「そうみたい。見事なまでの殺し方が載ってるわ」

 ア「あたし達は“殺さず”がモットーでしょ!だめじゃん、シン!」

 サ「とりあえず聞く?」

 ア「いいえ!結構です。真似でもされたらどうする気」

 サ「あたしに言われても。ついでに、狙撃手以外は興味ないみたいだし」

 マ「引っ込み思案なんですか?」

 サ「ええ、変わって『軽装か、やっぱスピードは殺したくないしな』というメールに対してはこう来たわ」

 

『スピードじゃない、スタミナがきついからだ。基本的に狙撃はほふく全身だからスピードはそれほどいらん。ただ真っ向から走っては伏せ、走っては伏せを繰り返す。←相手が銃を持ち、戦闘地域が平野または砂漠などの場合に限る。まあ、とにかく俺が出るときはそのシチュエーションを前もって教えてくれ。そうすりゃ適切な戦い方・装備を伝えられる』

 

 ア「戦略オタク?」

 サ「銃オタクも入ってるかも」

 マ「でも建物の中とかで、アイリスさんたちが戦闘するときなんかは頼れるんじゃありません?」

 

『建物に突入するなら“P-90”と“FiveseveNピストル”を間違いなく使用する。←つまり至近距離での戦闘、この場合タクティカルベストを着用、ナイフは“バヨネット”、服は敵を威圧するための黒づくめ、多数の閃光手榴弾を所持する。説明はめんどくさいからしない。』

 

 ア「シン〜〜〜」

 サ「軍隊じゃあるまいし・・・」

 マ「ちなみに“バヨネット”って言うのは、M-16の先端に装着されることの多い戦闘用ナイフ、左肩の鎖骨あたりに装備。だそうです」

 サ「ゲーム『バイオハザード』でクリスが肩につけているのがそうかも、ということで暇な人は check it out!」

 ア「話題がそれてるよ〜。サリナ」

 サ「にしても、“FiveseveNピストル”ってそれこそ軍じゃメジャーかもしれないけど、そんな大衆が知らないような銃出してもマニアぐらいしかわからないと思うのよね」

 マ「一理ありですね」

 ア「それを言ったら、サリナや大介の、UZIやF93は?」

 サ「UZIはイスラエル製の廉価版の銃らしいわ。出来がいいから普及したって。

   F93だけど“ベレッタ”って言ったら、ピンと来る人もいるんじゃないかしら」

 ア「グロッグって言うのもあるけど、砂まみれでも撃てるらしいわね」

 サ「人のこといってて、自分のM4はどうなのよ。」

 ア「M4ってのは、アメリカ軍で4番目に正式採用されたカービン銃のことを言うの。これは黒基調だけど、M14っていうのは真っ白な銃身してるの。目立つよねぇ」

 マ「カービンとは騎兵銃、射程の短い連発式の小銃のことを指すそうです」

 ア「お!なんからしい知識が出てきたね」

 サ「延々銃のことばかり続きそうな……」

 ア「ラストにもうひとつ。AKっていう銃があるんだけど……」

 サ「はいもう結構!!」

 

 

 マ「サリナさんや、大介さんの使ってる三鈷杵っていうのは?」

 サ「密教の道具をもじったの」

 ア・マ『・・・・・・・』

 サ「何よ」

 ア「いや、密教の道具……だったんだ」

 マ「密教って、何です?」

 サ・ア『知らない人は下がってなさい』

 マ「あう〜〜」

 サ「五鈷杵っていうのもあったらしいけど、三鈷杵のほうがしっくりくるからこれにしたんだって。あたしは真似ただけ。」

 ア「真似かい……。結局」

 サ「じゃアイリスのあの赤い剣は?そういうなら。いつの間に手に入れたの?」

 ア「盗賊のアジトを襲ったら偶然厳封して置いてあったのよ。」

 マ「あいまいですねぇ」

 ア・サ『あんたの鋼線が一番不自然だっつーの!!』

 マ「あぅ」

 ア「マリーが鋼線使いになるなんて思っても見なかったわね。」

 サ「そうそう。驚かされたもの。初めて見たときは」

 マ「いえ。軽くて柔軟で、持ち運びが簡単でそれ以外の用途に使えるものといったら、真っ先にこれが浮かんできて」

 ア「確かにロープはいらないわね」

 サ「“暗殺武器を使う巫女長”って、いないって」

 ア「えぇ!?巫女長やってたの!?」

 マ「え、知りませんでした?」

 ア「初耳」

 サ「二人旅のときに何を話してたの……」

 

 マ「隆様は、“ナックグローブ”か“バグナク”、雄様は“レイピア”か“サーベル”というのが候補なんですけども……」

 サ「あの二人はとことん出てきて無いわね」

 ア「リストの上位者なのに登場回数は現時点で……うわ少な!!」

 マ「隆様は無意味に鍛える癖があるので格闘技系で、雄様はフェンシング部に所属していたことから剣術系だそうです。」

 ア・サ『納得』

 マ「武芸十八般もこなしそうですよね。隆様は」

 サ「武芸十……、え?」

 マ「戦国時代に兵が必ず身につけるもの三種、馬術、剣術、弓術。それに加えて、槍(ヤリ)・水泳・居合抜き・短刀・十手(ジツテ)・手裏剣・吹矢・砲術・薙刀(ナギナタ)・捕り手・柔(ヤワラ)・棒・鎖鎌(クサリガマ)・袖(ソデ)がらみ・忍び、です」

 サ「ああ。全部こなせるわ。私」

 ア「……自慢? 時に“袖がらみ”とは何ぞや?」

 マ「長い棒の先に、とげの出た、曲がった鉄の棒を数本つけた道具で、犯人の袖にからませて引き倒すのに用いたそうです。 別名は(モジ)り、と。」

 ア・サ『ほ〜〜〜』

 ア「物知り〜〜」

 マ「……恐縮です」

 サ「とかいいつつ、そのひざの事典は何だぁぁ!!」

 マ「あぁ、ばれたぁ!!」

 

 

 

―続く―

 

<小説TOPへ>   <HP・TOPへ>

 

 

 

2002/01/29